古民家の魅力を引き出す『畳職人の技』の価値


古民家の魅力を引き出す『畳職人の技』の価値

「桑名の城下町風情が好きで、中古住宅を購入した」

「祖父母が住んでいた古民家をリノベーションして住みたい」

近年、ここ桑名市でも、新築ではなくあえて趣のある中古住宅や古民家を選び、自分好みにリノベーションして暮らす方が増えています。

太い梁(はり)や、飴色に変化した柱。古い家には、新築には出せない「味」があります。

しかし、古い家の和室リフォームには、ある「致命的な問題」がつきものなのをご存知でしょうか? それは、「部屋の歪み(ひずみ)」です。

今回は、創業125年、桑名の寺社仏閣の畳も数多く手掛ける「伊藤たたみ店」が、古い家の魅力を損なわないための【畳職人の技】の価値についてお話しします。


古い家は「四角形」じゃない? リノベの落とし穴

築年数が経った木造住宅や古民家は、長い年月をかけて建物自体が微妙に動いています。

パッと見は真四角の部屋に見えても、厳密に測ると「平行四辺形」「台形」になっていることがほとんどです。

量産型の畳を入れるとどうなるか?

最近のホームセンターや格安店で扱われる「機械で作られた既製品サイズの畳」は、完全な長方形です。

歪んだ古民家の部屋に、定規で測ったような長方形の畳を入れるとどうなるでしょうか?

  • 四隅に大きな「隙間」ができる(ゴミが溜まる原因に)
  • 無理やり押し込んで、畳が波打つ
  • 柱の出っ張りに合わず、見栄えが悪い

せっかくおしゃれにリノベーションしても、足元の畳がスカスカでは、古民家の雰囲気も台無しになってしまいます。


職人の腕が光る。「技」で歪みを埋める技術

そこで必要になるのが、私たち伊藤たたみ店が守り続けている「畳職人の技術」です。

4代目の店主・伊藤貴好(一級畳製作技能士)は、部屋の採寸をする際、単に縦横の長さを測るだけではありません。

レーザー測定器などを使い、「部屋がどの方向に、何ミリ歪んでいるか」を緻密に計算します。

そして、その歪みに合わせて、畳を一枚一枚「変形」させて製作します。

微妙な角度や、柱の形状に合わせた切り欠き加工も、熟練の職人が、隙間のないピタッとした敷き込みが可能になります。

これぞプロの仕事!「畳寄せ」の美学

古民家のリノベーションにおいて、畳と壁(敷居)の間に隙間がないことは、美しさの絶対条件です。

私たちが納品した畳は、まるでパズルのピースがハマったかのような吸い付くようなフィット感を生み出します。

これこそが、125年続く畳専門店の価値です。


桑名の寺社仏閣が認める「古建築への対応力」

伊藤たたみ店は、桑名市内の由緒あるお寺様の畳替えも多数担当させていただいています。

  • 海蔵寺様(桑名市北寺町)
  • 専正寺様(桑名市今中町)
  • 法盛寺様(桑名市萱町)ほか多数

数百年の歴史を持つお寺の本堂は、一般住宅以上に複雑な歪みや、特殊な紋縁(もんべり)の合わせ技術が求められます。

こうした「ごまかしの効かない現場」で鍛えられた技術があるからこそ、お客様の大切な古民家再生においても、自信を持って施工させていただけるのです。


本物の素材が、古民家の「格」を上げる

技術だけでなく、素材選びも重要です。

古い柱や漆喰の壁には、化学素材の畳よりも、やはり「天然の国産い草」がよく似合います。

特に熊本県産の高品質ない草は、年月が経つにつれて美しく均一な「黄金色(あめ色)」に変化します。

この経年変化(エイジング)こそが、古民家の持つヴィンテージ感と調和し、家全体の「格」を引き上げてくれるのです。



最後に:その古民家、床から再生させませんか?

中古住宅のリノベーションは、キッチンや壁紙ばかりに目が行きがちですが、部屋の面積の大部分を占める「床(畳)」のクオリティは、住み心地に直結します。

「柱の周りの隙間が気になる」

「前の住人の畳を、気持ちよく一新したい」

「古民家の雰囲気に合う、かっこいい畳にしたい」

そんな桑名の方は、ぜひ伊藤たたみ店にお声がけください。

家具の移動から、歪みの調整まで。あなたの新しい暮らしのスタートを、職人の技術でサポートいたします。


【お問い合わせ先】

畳専門店の伊藤たたみ店

〒511-0041 三重県桑名市外堀105

電話:0594-22-5291

営業時間:8:00~18:00(定休日:日曜・祝日)

代表:四代目 伊藤貴好(一級畳製作技能士)

▼お寺など施工事例も多数掲載中
https://itoutatamiten.jp/%e3%83%88%e3%83%83%e3%83%97/okyakusama/

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